2次オタ人生初ライブで人生を考えるの巻
ナゴヤドームから1年経ちました…。つまり私もオタク1周年です…。時が経つのは早い。このブログも1年前から書いては消しを繰り返していたのですが1年の節目ということでそのままアップさせていただきます。
前回の記事を例の同級生の子に紹介していただいて大変恐縮しています。ほんとナゴドでボイメン初めて知りましたレベルのドドド新規の壁打ちなので何卒お手柔らかに...(色々間違ってたらすいません)
正直ライブの記憶はかなりあやふやで、一番最初にナゴヤドームに入った瞬間に「ドームデケーーーーーーー!!!」と叫んだり、地元が関西なのであの風船をもらった瞬間「甲子園の七回裏やん!」(ナゴヤドームなのに)と思ったり、その風船が無茶苦茶硬くて膨らませるのが本当に大変だったのに一緒に行った子の分まで膨らませたりしてそれも初めてのことばかりでめちゃくちゃ楽しかったです。ボイメンの皆さんはコント映像と後日おっしゃっていた例の王子様映像であまりのかっこよさに同行者の服をちぎりそうな勢いで掴んでしまったり、双眼鏡で必死に皆さんを見たり、アンコール後のコントで笑ったり、初めてのライブをこんなに楽しませてくれたボイメンの皆さんには本当に感謝しかないし、ライブの帰りに「この人たちを応援するために4月から頑張って働こう...!」とまで思いました。
ここまではほんとに良かったんです。この後に私が恥を忍んでまではてブなんぞ描くことにしたのか、そして人生初といっても過言ではない3次元の推しが出来たのか、ここから先はちょっと暗いというか重い話になるかもしれないです。
前置きしておきたいんですけども、本当に他人の意見について否定をする気は全くありません。ボイメンファンの方からすればファンでもなかった、何も知らんヤツが偉そうに語るなと不快に思われるかもしれません。あくまで一個人の気持ちです。
ライブの終わった後、こんだけ楽しかったんだしファンの皆さんも絶対楽しんだよな~!と思ってツイッターでライブの感想を検索しました。
すると中々に手厳しい感想が結構あって強く彼らのことを想っているからこその意見だとは思うのですが、当時の私は正直ショックを受けました。何にも知らないから楽しめてたのかな...とか楽しかったのが正解じゃないのかな...とかなり落ち込んでしまいました。(もちろんどんな感想を持つのもつぶやくのも自由だと思っています)
そんなもだもだした感情を持て余していたころメンバーの1人、辻本達規さんのブログが更新されました。
https://ameblo.jp/boysandmen/entry-12433469112.html?frm=theme
この記事を読んでめちゃくちゃ泣きました。
正直に言うとボイメンにハマった当初辻本さんに良い印象はありませんでした。なんなら一番苦手でした。
めちゃくちゃうるさいし、ラジオで声だけ聞いて「そのガサガサ声でアイドルは無理でしょ」(超失礼)と思ってました。
でもラジオを聴いているうちにこの人以外といい人だなと思い始めてからはPVをみていても目で追いかけるようになっていました。
そんな時に辻本さんのブログを読んで本当に救われました。
ブログ中で次こそは満員のドーム目指してこれからもやっていく~のようなことを書いておられて私はその一言にすごく励まされて泣くほどに嬉しかったんですね。
現実の人間の言葉にここまで心を動かされたのも久しぶりで、このブログを読んで無事、辻本信者の一員になりました。
ツイッターで手厳しい感想をみてすごく落ち込んでいたのもボイメンにハマる前の2次ジャンルで色々大変なことがあってここでもまたそうなのか…と絶望してしまったからなんですが、辻本さんの言葉を読んだときに「ここにはメンバーと私という関係性しかない 他のファンの考えは気にしなくてもいい」ということに突然気がつきました。
ナゴヤドームでライブを初めて見たときも同じことを考えていて、今までの自分は自信がなくて周りのファンの声とか考えをすごく気にしていました。
結局周りに合わせきれずに辛い思いをずっとしていたので、ボイメンのライブを見た時に「ここには私と舞台の上にいる人たちだけなんだ」と初めて自分で気がつけてすごく不思議な気持ちになったんです。
でもこれってオタク活動だけじゃなくて人生そのものなんじゃないか?と思ったんです。周りを気にしすぎずに自分を楽しませていくことってすごく良いことなんじゃないかとライブとブログを見て考えたんです。
人生で初めて行ったライブでこんな経験をしたら好きになってしまいますよね…。あれよあれよという間にボイメンが大好きになって1年経っていました。
ありがたいことに優しいオタクや同じ幻覚を見ているオタクの皆さんとの出会いがたくさんあって楽しい1年を送らせていただきました。
もちろんメンバーや公式の皆様のおかげでもあって本当に素晴らしい1年でした。2019年はメンバーとファンの皆様両方にとって本当に大変な年だったと思うのですが1年前のあのナゴヤドームですごい経験をした人間が1人いたんです。
誰かにとってはくだらない面白くなかったかもしれない、でも私はすごく楽しかったんです。本当に感謝してます。
オタク歴も浅いし現場もたくさん行けるわけじゃない、だけど走り続けるボイメンの皆さんがいる内は頑張って私もついていきます。2020年も元気に前向きにオタクをやっていこうと思っています。
長々書いてきましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。これからも細々ではありますがボーイズアンドメンのオタクをやっていく所存なので何卒よろしくお願いします。
英一郎君に人生めちゃくちゃにされたいの巻
ネタバレしかないので「蚕」未視聴の方はご注意ください
キスのカタチ「蚕」見ました…。
キスカタの存在はボイメンにハマった頃から知っていたのですがいつもと雰囲気の違う推しへの戸惑いと畏怖から視聴することを先送りしておりました。しかし新入社員として慣れない仕事に毎日揉みくちゃにされ、疲れからか、不幸にもアマプラのキスカタ蚕に手を伸ばしてしまう。キスカタ人気投票第2位の内容とは……。
やべえよ
英一郎君に人生めちゃくちゃにされたい。破滅願望しかない。
あの軽薄なのか深い意味があるのか読み取れないミステリアスな微笑み、それでいて俯きがちに相手の目を見ることはほとんど無い瞳、普段の改造バイクとは異なる声質から紡がれる詩的な言い回し………。
こわい こわいけど美しさすら感じてしまう。BGMが昔のホラーノベルのようで明るい画面でありながらどことない不気味さ。これが人気投票第2位の実力…。レビュー等でも絶賛されている理由がよくわかります。
絶賛されながらも一方では全く意味がわからないとも評される不思議なストーリー展開。場面もすぐに切り替わり昼間の図書館での夕子と夕焼けのカフェでのサロメさんと別々の会話シーンで展開し、一体いつの話なのか時間軸はどうなっているのかそもそもどういう意味があるのか…。そして3人が最後に出会う図書館でのラストシーン。12分という短い時間の中で目まぐるしく展開が進んで行く意味深さ。様々な解釈ができると思いますがつらつらと私が感じたことを書いていきたいです。
まず最も気になるのが「サロメ」という名前。夕焼けのカフェで英一郎と会話をしているミステリアスな女性のことを英一郎はサロメと呼んでいます。彼女も満更でもなくサロメさんは英一郎に好意を抱いているようで週末は会えるかどうかと問いかけます。サロメといえばオスカーワイルドの戯曲「サロメ」を思い浮かべます。新約聖書を元にした作品でそのエキセントリックなストーリーから人気を博し、古今東西あらゆる時代で歌劇やお芝居で上演されてきました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%A1_(%E6%88%AF%E6%9B%B2)
これは私の解釈なのですが英一郎くんはサロメに登場する賢者ヨカナーンなのでは?と考えました。ラストのサロメさんの口づけで口紅で汚れた唇が戯曲のラストシーンのサロメが処刑されたヨカナーンに口づけをする場面を彷彿とさせます。驚愕する夕子を背景に英一郎くんは何かを悟るような、恍惚に満ちたような不思議な表情を浮かべ瞳を閉じるところでこの作品は終わります。これはサロメさんの口づけによって自らの正体を悟ったのではないでしょうか。夕子から蚕の話を聞き、桑の葉から絹を生み出す蚕と人の声音を食い書物を作りだす図書館、神の声を聞き予言をする賢者... 英一郎くんとサロメさんはそれぞれ「ここにはなんでも書いてある 昨日のことも明日のことも1000年前の出来事だって」と語ります。「サロメ」の元になったお話は新約聖書の一節です。2000年以上前に成立した物語が現代にまで受け継がれ、英一郎くんとサロメさんは出会ったのでしょう。あの口づけは狂気の愛に堕ちたサロメの時空を超えた執着のそれなのだと感じました。
拙文ではございましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。蚕は本当にすごい作品ですね。10分弱の映像にここまで解釈と妄想を繰り広げられるとは思っても見ませんでした。主演の辻本さんの普段と全く異なるキャラクターを演じ切ったプロ根性には頭がさがります。推しの暗黒面が最高だと思ってる狂人オタクなので本当に素晴らしい作品をこの世に産み出していただいて感謝しかありません。自分のキャラとかけ離れた役を演じられるのはお好きではないとのことですが辺境オタクは静かに辻本さんがまたこのような役を演じられる日を真昼の静寂に満ちた図書館で待ちわびることにします。
BMメンバーを競走馬に例えるの巻
先週と今日、ボイメンさんが競馬場でトークイベントやってるのめっちゃ行きたかった〜〜〜〜〜〜!!!行けなくてボイメンファンとしてそして競馬ファンとしてもめちゃ悔しい!悔しいから競走馬×ボイメンやる!(何故)
JRA(中央競馬)の競走馬中心です。競馬もめちゃくちゃ詳しいわけではない割と新規めオタクなのでお手柔らかに〜 あと、このメンバーはこの馬やろ!ってのがあれば教えてください…
水野さん
とにかく名前と気性の荒さ(失礼)、あと三白眼
田中さん
いぶし銀の漆黒のステイヤー、小柄ながら鍛え上げられた体躯がイメージにあってる気がします
小林さん
幼少期のハンディキャップを越え地方から中央へ
競馬ブームの一大ムーブメントを築き上げた伝説の競走馬
人懐こくて食欲旺盛なところも似てる
辻本さん
とにかくレース見て 伝説のネタ馬 通称逆噴射
俺にかまわず逃げてくれ
たむたむ
顔とかなんとなく似てる気がする あと天真爛漫でぶっとんでるのと周りの愛されぶりも
本田さん
名前と競争成績の優秀さ
勇翔さん
芝もダートもイケちゃう超独特な個性派馬
平松くん
変幻自在の脚質とノンアルコール
吉原さん
でかい
土田さん
有馬記念3年連続3着 決まらない馬王子
ナイスネイチャのワイドのポスター土田さんにやってほしい
超〜たのしかった…
競馬場をエンジョイした話を今週のラジオでお話しされていてめちゃくちゃ嬉しかったです。ボイメンのみなさんのなんでも楽しむ姿勢本当に尊敬します!これを機にボイファミの皆様も競馬場に足を運んでみてはいかがでしょうか?中央競馬は初心者に馬券の買い方などを優しく教えてくれるスペースもあったり、グルメも充実していて一日中遊べまーす!
2次元オタク人生初ライブに行くの巻
ブログどころか文章を書くのもあまり得意ではない引きこもりオタクが思わずキーボードを走らせてインターネットの片隅で叫びたい。
人生初ライブ超楽しかった!!!
ボイメンのみなさんありがとうございました!!!
私はどこに出しても恥ずかしい成人済2次元オタクです。そんな私はライブというのはパリピが寿司詰めになってウェイウェイ言いながら狂喜乱舞する魑魅魍魎のサバトだと思い込んでおりそんな危険地帯にデカイ音超苦手キモオタは永遠に行くことはないだろうと思っておりました。
ではそんな私がなぜナゴヤドームへ行く運びとなったかと言うと、去年の年の瀬ごろからBOYS AND MEN(ボイメン)という男性アイドルグループのことを認知するようになりました。当時私はテニスの王子様にハマっておりまして数々の個性的なキャラクターの中でも特に観月はじめが大好きで2rdテニミュ観月はじめ役の小林豊さんを通じてボイメンという名前を思い出しました。(この流れはボイメンを知る王道パターンらしいですね)
実はボイメンのことは5年前くらいに名前だけ覚えていました。というのも久しぶりに会った中学生の同級生が当時で「ボイメンってアイドルグループにハマって軽自動車一台分くらいお金を使った」という中々衝撃的なお話を聞いたのでグループ名だけは頭に残っていました。しかし当時の私はドン引きするだけして特にボイメンには興味を持たず5年の時が流れました。
しかしテニミュと小林さんからボイメンの皆さんを知って「この人たち無茶苦茶面白いかもしれない…」と思うようになって年は変わり2019年になっていました。そして少しずつメンバーの皆さんの顔と名前を覚え(最初は田中さんが勇翔さんだと思ってた)10人覚えられた頃に一週間後にナゴヤドームでライブを行うことを知りました。
これは運命やろ行くしかねえだろが
と思い立ったはいいものの、
ライブ!?行ったことねえぞ!?なんならアイドルグループに興味持つのも初めてやけど!?
そして思い出したのが先述した同級生の子でした。流石に5年も経っているからもう好きじゃないかも…でも交通費抑える行き方とか教えてもらえるだけでも…と思い恐る恐る5年ぶりにラインを送りました。
同級生「えっえ、まって、まって、うれしい」(全文ママ)
現役オタクだった〜〜〜〜〜〜〜!すげーーーーーーーーーーー!!!!!この時同級生本当にすごいなと思うと同時にそこまで愛されるボイメンというグループのここまで支持される理由を知りたい、そしてそんな彼らの晴れ舞台を見てみたいと心の底から思いました。大変ありがたいことに同級生さんにチケットをお譲りいただいてナゴヤドームへ行くことになりました。Twitterで検索するとチケット無料で渡すのでドームきてください!!!という方がたくさんいらしてそれも印象的でした。そもそもボイメンに興味を持ったのもyoutubeなどで見られるものをサラーッと見ただけ時点でなんだか私がイメージしている「アイドル」とは違った姿だったからです。そんなボイメンファンの方の熱心さにも心惹かれ、私は一生行かねえだろうなと思っていた人生初ライブをナゴヤドームで迎えることになりました。
タイトルにライブに行くの巻と銘打っておきながら前置きが長くなりましたが私がボイメンを知るまでの流れはこんな感じです。次回があれば何故一度もブログを書いたことのない私が頭を抱えながらキーボードを叩いてるということなどに触れていきたいです。駄文失礼いたしました。よろしくお願いします。